僕はアンパンマンのキャラの中ではバイキンマンが好きです。
あの皆が嫌がる「悪役」を笑いながらハヒフヘホーと奇声を上げて演じきるところ、そして何よりもそのメカニック技術とそのメカの操縦技術は馬鹿にしたものではありません。
今日のテーマは「バイキンマンの技術力について」です。
この連載のきっかけ的な記事はこちら↓
はっきりいってバイキンマンは毎度、あと一歩で勝利!ってところでやられてしまう、どうしようもないくらい学習能力に欠けたお馬鹿さんなのです。
最弱悪役扱いです。
ただ、そのドジなとこだけ見れば、の話です。
バイキンマンの発明するメカははっきりいって最強です。
バイキンUFOとかダダンダン、モグラみたいなやつ、ヒトデみたいなやつなどが主な搭乗メカですが、
これらメカに装備された武装はあのガンダムの歴代機体をも圧倒するボリュームです。
ガンダムが主にビームサーベルやライフル、バズーカ、ハンマーなのに対し、
一番弱そうなメカ、バイキンUFOでさえもビーム兵器、ハンマー、チェンソー、ドリル、高圧水鉄砲、汚染物質射出、生物兵器、電撃兵器など
ドラえもんのポケット並みに底なしの武装を携えているのです。
また、メンタル、操縦技術もなかなかのもの。
ガンダムのアムロが「こいつ、動くぞ」
と最初は恐る恐るなのに対し、
バイキンマンは「ハヒフヘホー!覚悟しろ!」
と、楽しそうにはしゃぎながら
目の前の相手がただの民間人でも容赦なく抹殺しようとする。
何のためらいもなく。
たびたび、無抵抗無力のカバオくんたちに対しておもいっきりハンマーぶんまわしてます。
しかもバイキンマンは先ほど挙げた武装をたった一人で操作する高度な操縦技術を持つ。
そして何度アンパンチで遠くへふっとばされても比較的軽傷で生存する驚異の生命力。
まさにバイオハザード4の化け物・リヘナラドール並みの生命力です。
(リヘナラドールとは武器で傷つけても脅威の代謝能力で再生する化け物です)
これだけ高いポテンシャルを持ちながらもなぜバイキンマン毎回負けるんでしょうか。
それはやっぱりバイキンマンが悪役だからかもしれません。
正義が、正しいものが勝つ。
これが世の人が思い描く理想です。
故にバイキンマンは負ける…と。
でも現代社会は違いますね。
悪が笑い、正直者は馬鹿を見ます。
で、僕が言いたいのは
そんな世の中でいいのかぁ!?
ってことです。
これが、おちです。
バイキンマンよ、永遠に!!
終。