なんでこんな連載をはじめたのか、 自分でもわからないくらいに狂ってますが、始めます。
アンパンマン…皆さんがご存じの通り、アンパンマンのオープニングテーマにはこの歌詞が書きなぐられている。
「愛と勇気だけが友達さ」 これにより アンパンマンには愛と勇気だけしか友達がいない などと抜かす奴まで現れる始末。
しかし彼にはかなり仲間がいる。
カレー、食、メロン、ロール、クリームなど、、
ジャムを筆頭に多くの仲間がいるのだ。
それでもオープニング曲から察するにアンパンマンの友達は愛と勇気だけのようで。。
「愛」や「勇気」というキャラクターはアンパンマンのストーリー上存在しない。
となるとアンパンマンの中の感情的な存在に過ぎない。
つまり アンパンマンはとても孤独な戦士。
給料無し(多分)でパン工場のルーチンワーク(パン配りの営業、パトロール、地域トラブルの解決)や命を削って空腹の民を救う、バイキンマンに捕らわれた人質を解放、バイキンマンの操るガンダムに匹敵するほどの強力な兵器と丸腰でドンパチをして致命傷を負いながらも撃破する。。
アンパンマンは民間&行政&軍事の激務を身体一つでこなしているのだ。
所詮、取り巻く仲間たちは仕事の同僚や取引先などに過ぎないのかもしれない。
故に孤独なのだ。
だが
「ありがとう、アンパンマン!」
人々のこの言葉こそ彼の戦う、そして生きる意味なのかもしれない。
仕事とは、生きるとは、なんなのか。
僕達もアンパンマンのように 何となく や お金のため という考え方だけでは語れない美学をもって目の前の戦いに集中していきたいですね。
そして今日も彼は 一人孤独を背負い 目に見えぬ友 「愛」と「勇気」と共に 飛び立っていった。
終