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靴屋やってた頃、やくざさんを接客した話。

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接客業っていろんなお客さんが来ますよね。

僕は靴屋の店員をやってましたが、それはそれは素敵な方から強烈な方まで幅広くご来店されました。

体臭も息も強烈なおっさん、ガムの嚙み方がムカつくアバズレてそうな女、無知なくせに威圧的な中二病靴好き男。

 

そして、

 

やくざのボス。

 

 

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舎弟の方々を2人引き連れて、そのやくざさんは我が靴屋にご来店されたのですが、 めちゃめちゃこえええええええ!!!

 

突如やくざさんらが出現した途端、店内が凍りつきました。

 

そしてやくざさん、日本じゃ有名なリーガルの靴を見ていらっしゃる…。

僕は当時、紳士靴売り場担当だったので、もちろんリーガルも担当でした。

でも子分が2人もいるしなんかこいつらは刺激したらかなりやばそうだ。

 

僕は怖がりだし気が小さいしうちの店は店長が接客上手だからとりあえず逃げ「すいません!」

 

「は、はひ?」

やくざさんからお呼び出しです。

 

お父さん、お母さん、

さようなら、ありがとう。

 

 

やくざさんに駆け寄り、死の接客スタートです。

 

 

やくざボス「この靴の26.0は置いてありますか?」

 

あ、あれ?

 

 

めっちゃ礼儀正しいお方ではないか!

やくざ子分は柄悪いのにボスは話し方も身なりも高貴なのです。

 

「は、はい!お持ちします!お待ちくださいませ!」

 

でもやっぱ怖いので僕は全力ダッシュで在庫を見に行き、お望みのリーガルを持ってやくざさんの元に舞い戻る。

 

 

この時点ですでに汗だく。汗腺はフルバースト状態。軽く脱水症寸前です。

 

やくざさんボスに試着していただきます。

すかさずイスと靴べらを提供。

 

 

やくざボス「あ、ありがとうございます」

声から話し方までどこまでも紳士なお方です。

当時、僕の店の店長はハゲだし人間的にクズだったのでこんなクズ店長捨ててこの人の子分になりたいとすら思えるほど優しい紳士的なやくざでした。

 

恐怖で思考がイカれてしまいそうです。

 

やくざボス「これにしましょう。箱は結構です。」

 

僕「あ、あ、ありがとうございます!レジへお持ちします!」

 

そしてやくざさん、リーガルの靴をご購入。

 

満足そうな笑みを見せてくれてお帰りになられました。

 

 

 

 

めっちゃこええええええええええ!!!

 

 

 

なんていうかやくざさんボスよりも子分のほうが怖かったです。

ずっと鬼みたいな顔でボスのそばに立ってましたから。

 

ちょっとでもやくざさんボスに対してヘマしようものなら襟つかまれて壁に押し付けられ、ド突かれ、くぁwせdrftgふじこlpされそうな雰囲気でした。

 

いやあ怖くて汗だくな接客でしたが、収穫はありました。

やくざさんのボスって礼儀正しいんだなって。

あとそれ以降、どんな客が来ても怖くなくなりました。

やくざさんによって度胸が磨かれたようです。

 

ありがとう、やくざさん。

 

 

でももう来ないで。


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