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中学のとき、「サイボーグ」と呼ばれる最強の校風委員の先生がいた。2

前回の続きです。

 

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僕の中学校を校風というルールできつく縛りつけ、さらに持ち前の恐怖で生徒を服従させるという最強の先生がいました。

 

彼のあだ名は「サイボーグ」

機械のような冷たさからその名がつけられました。

 

学校は完全にサイボーグに支配されていました。

 

奴に勝つには一つしかない。

 

彼を笑いキャラに無理やり設定して皆の脳に刷り込ませ、恐怖を相殺させること。

 

皆が笑えば恐怖し、皆が恐怖すれば笑う、ひねくれ者の僕の血が騒ぎだす。

 

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まずは彼の声としゃべり方を完全にコピーして毎日のようにモノマネをしました。

 

「びっくりしたあ!」

って言わせる位に。

 

結果、モノマネして教室に入ったら全員会話を辞めて一瞬だけ静かにさせることができるようになりました。

クラスの奴に怒られましたが、モノマネの腕前はバッチリです。

 

次にお笑い芸人のネタをまんまサイボーグのモノマネでやります。

これを延々と。

バッチリ笑ってくれる人もいたので、これも成功です。

 

すると僕以外にもサイボーグに対する反乱分子が存在していたらしく、彼らも芽を出し始めていたことを知った。

 

彼らはサイボーグを盗撮し、その写真を1万円札やターミネーターのワンシーンとコラージュしたりしてばら撒いてました。

 

見つかったら確実に死刑モノです。

天国でも追いかけてくるでしょうよ

 

これはそのターミネーターのコラージュです。

サイボーグが首絞めてます。

 

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(顔は伏せてます。アディ○スの帽子だけ残しました。)

 

僕の活動も含め、これらが効果あってか、校内でサイボーグを見かけると笑う者が出始める。

授業中、彼が黒板に字を書いてるときにチョークが折れると笑いがおきる。

彼はたまに給食を僕らのクラスで食べるのだが、彼がおいしそうに給食を食べると笑いがおきる。

また、サイボーグはクチャラーだ。

それも笑いの火種になる。

 

さらに、サイボーグが給食を食べに現れる前は彼の席に「ようこそ○○先生!!」と書いた札を置いておき、どんなリアクションを取るか見たりする。

 

彼は困った顔しててみんな爆笑。

 

とにかく、彼を怖いもの扱いするのではなく、笑いもの扱いするように仕向けました。

 

僕はそんなことをしていたら苦手だったサイボーグが好きになってました。

 

僕は嫌味を言う先生が嫌いでしたが、彼は別に怖いだけで嫌味なんて言いませんし、嫌いと怖いは違うものかなって思いました。

彼は給食を食べるのがめちゃめちゃ早かったので彼に勝とうとしてわざと早食いしたりもしました。

僕は給食が苦手で苦戦し、なんとか1回だけサイボーグに勝ちましたが、あとは大敗。

 

しかしふと気づいたのですが、嫌いだった給食が食べれるようになってたのです。

 

ほんとに嫌いだったのでいつも給食を残していたのですが、サイボーグと早食いで戦っているうちに給食の時間内に完食できるようになったのです。

 

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校風の強制や数学の教え方は恐ろしいのですが、意外なきっかけで食べることの大切さ、楽しさを教えてくれたのです。

勝手に早食いを挑んどいてかつ、勝手な解釈ですが。

 

そんなサイボーグも僕が卒業したときに異動となって完全にお別れ。

最後僕に 「元気でね」 と握手してくれたのを思い出します。

サイボーグ先生のおかげでどんな恐怖も苦手なものも自分のやり方で楽しんで対抗すれば克服できるんだと学びました。

 

彼は今、どこかの学校で出世して学年主任になってるとか。

 

 

きっとまた学校内を恐怖に陥れて支配しているのでしょう。。


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